私たちについて
医療メンターは、対人支援職に求められる、心に寄り添うコミュニケーションを医療・介護従事者が身につけ、心の声を実現するために医療を使うことのできる社会を創造のために設立されました。
🔷理念（Philosophy）
人は、自分らしく生きるときに、他者と深くつながることができる。
私たちは、支援者一人ひとりが、自らの在り方と誠実に向き合いながら、
「自分らしさ」と「信頼のつながり」を育んでいく社会を目指します。
医療や福祉の現場は、ただ「治す」ための場ではなく、
人が人生に向き合い、大切な価値に気づき、
互いに響き合う“文化”が育まれる尊い場です。
私たちはその現場に、あたたかい対話と人間らしいまなざしを取り戻し、
支援者自身の人格的な成長を礎に、未来の医療文化を共に紡いでいきます。
そして、誰もが自らの**心の声を聴き、願いを実現するために医療を“使う”**ことができる社会を創造します。
🔷ミッション（Mission）
医療メンター協会は、医療・福祉の現場において、
「つながり」「対話」「自分らしさ」を大切にした支援のあり方を広げていきます。
メンターの育成を通じて、対人支援者が自己理解と自己一致を深め、一人ひとりが本質的な対話を生み出せる力を育みます。
私たちは、知識やスキルだけに依らない、
“在り方”から育つ支援文化の創造を目指しています。
従来の「治療を受ける」医療はもちろん重要な価値を持ちますが、一方で「大切にしたいこと」が尊重され、心地よい空間で過ごしたいという声も高まっています。
高度な医療技術は、心から望む意思決定があってこそ最良の道具となります。
しかし現在は、意思決定を支える関わり方や心のケアに関する教育体制が不十分であり、医療の“両輪”の片側しか機能していない状況にあります。
私たちはこの課題に向き合い、スキルや知識に加え、
心の土台となる在り方を備えたコミュニケーションを、
実践的・体系的なプログラムとして提供します。
医療・介護に関わるすべての方が自分らしく生きるために、支援者自身が「大切にしたい想い」を胸に、誇りをもって働ける未来のために。
医療メンター協会は、現場とつながりながら、日々研究と実践を重ねていきます。
